はじめに
寒い冬の撮影は、その楽しさと苦しさと希望を秤にかけて、行く先を決めるようにしています。
今回は、暫く行ってなかった小樽市銭函の大浜海岸、そして冬の水鳥が遊ぶ近くの河
川を目的地にしてスタートしましたが、そこで思いがけない風景や冬のダイサギの群れとの出会いもありました。
なお、カメラ本体はいつものCanon R6で、以下ではその記載を省略させていただいております。
どうぞごゆっくりご覧ください。
撮影日時 2023/02/05 9:04:02
Tv(シャッター速度) 1/1600 Av(絞り数値) 14
レンズ EF70-300mm f/4.5-5.6 DO IS USM
写真のテトラポット左の陸側が銭函市街で、その前面は銭函海水浴場。さらに大浜海岸ドリームビーチへと続いています。
しかし,撮影の最初から通信障害のトラブル発生。
レンズとカメラの接点を念入りに清掃しましたら、画像は出てきましたが、なにか不思議な色彩。仕方なくその調整は不調のままで続けることにいたしました。
撮影日時 2023/02/05 9:08:05
Tv(シャッター速度) 1/2500 Av(絞り数値)16
レンズは前に同じ。
場所は石狩湾。手前は小樽市銭函の大浜海岸で、その先は石狩市の石狩湾新港地域…何らかの施設詳細は不勉強のため不明。
画像正面の中央上部のみ明るさが強く、その他は普通の感じ…。しかし前の銭函海岸写真との関連はあるようには思えるものの、詳細は申し訳なくも分かりませんで、引き続き数枚を撮影。
撮影日時 2023/02/05 9:09:16
撮影モード プログラムAE
Tv(シャッター速度) 1/2500 Av(絞り数値) 16
ISO感度 5000
撮影場所及び機材は前に同じ。
撮影日時 2023/02/05 9:24:47
撮影モード プログラムAE
Tv(シャッター速度) 1/1600 Av(絞り数値) 16
ISO感度 6400 撮影場所及び機材は前に同じ。
テトラポット岸壁のあいだ付近を1隻の魚船が戻る途中…気温は当然零下…。
ここでの撮影結果は、自分の意識の外のような気がしております…。
多分ISO感度オートから何らかの変化があり、その設定誤りのまま撮影し続けた悪影響とも考えられますが、写っている以上は撮影機材を信用して画像を肯定し、その逆に撮影場所を変えることにいたしました…。
撮影日時 2023/02/05 10:14:59
ここは札幌市の手稲区等を流れ、小樽市の所管地域に入った新川流域…。
こちらに移動してからは普段の撮影状態。
真冬の川面…、静かな流れに生きる水鳥たちの群れと出会うことができました。
水鳥の皆さんそれぞれ元気そう…、結構ご盛況で20羽を超えているようです…。
Av(絞り数値) 16 Tv(シャッター速度) 1/1250
レンズ EF400mm f/4 DO IS USM +2x
撮影日時 2023/02/05 10:16
Av(絞り数値) 16 レンズは前同。
こちらは多分ダイサギ…。左右の晴れと曇り時の背景雰囲気、ヨシワラや川の流れとダイサギの様子が好感…。
撮影日時 23/02/05 10:22:38
Tv 1/4000 Av 16
ダイサギの姿がとても美しい…。
下のダイサギ君は、こちらを見つけたようです。
撮影日時 2023/02/05 10:25:30
Tv(シャッター速度) 1/2000
Av(絞り数値) 16 レンズは前同
クビワキンクロのご一家揃って上流へ…。
川面の流れとその輝きも美しい…。
撮影日時 2023/02/05 10:26:32
Tv(シャッター速度) 1/1600
Av(絞り数値) 16 レンズは前同
左岸の小樹と流れの中にくつろぐ…。
撮影日時 2023/02/05 10:29:03
Tv(シャッター速度) 1/1250
Av(絞り数値) 16 レンズは前同
そろそろ移動の時でしょうか…。
撮影日時 2023/02/05 10:32:45
Tv(シャッター速度) 1/1600 Av(絞り数値) 16
レンズ EF400mm f/4 DO IS USM +2x
頭上が騒がしくなったので見てみましたら、黒い大きな鳥たちが空中戦を始めていました。
その中の1羽は、なんとオオワシじゃないですか…。カメラを三脚から取り外し手動焦点にて追跡撮影…。しかし私にはもう重すぎて、ピントがあまく少し無理だったようです…。
ここ石狩地域で夫婦のオオワシが住み着いていたのは,おおよそ7~8年前のこと……。
これからはその所在にも気を付けようかと思います。
さて今日はいろいろなことがありましたが、大変苦しくも楽しいひと時でありました。
以上でこの日の撮影は終了です。
撮影日時 2023/02/13 10:39:18
道路わきに車を置き、スノーシューで30分ほど歩いた所…。
ここは以前に撮影した石狩川河口を、その北側から撮影。
写真左下の朽ち落ちた木材は、昔々の桟橋跡ではないか…と思っているのですが…。
撮影日時 2023/02/13 10:59:00
次は前の写真の更に北側…。海しぶきで固まった氷塊かもしれませんネ…。
その他は、白銀が主体の世界の連続…。
今日の撮影はここまででございます。
撮影日時 2023/03/05 8:10:45
久しぶりに前々回ダイサギ君を撮影した小樽市銭函の新川を訪れました。今どきの寒さの中,もう居なくなっているだろうと思って車を降り、川面の見えるところまで行ってみましたら、
なんと下流域の岸に沿って点々と、30数羽のダイサギ君がくつろぎ、または上流に向かって飛んでいるじゃありませんか!!。
直ちにカメラに400㎜レンズと2倍エクステンダー装着、感度等を調整して手持ち撮影開始。
撮影日時 2023/03/05 8:12:34
続いてやってきた上流に向かうダイサギ君と対岸側とをまとめ撮り…。
チャンスが多くて、とても楽しい…。
撮影日時 2023/03/05 8:13:17
対岸左の白い1羽の後ろはアオサギでしょうか…、
合わせて4羽…嬉しくもなってきました。
撮影日時 2023/03/05 8:13:48
さらに1羽…
流れる川面そして対岸の白く美しい雪模様…。
とても幸せな気分でございます…。
撮影日時 2023/03/05 8:15:07
飛んできたダイサギ君が知人を見つけ降りようとしています…。
とても美しい…なかなか見る機会は多くありません。
撮影日時 2023/03/05 8:16:09
こちらは前とは異なる2羽と2羽…
佇む2羽のダイサギ君…とても温かく美しいスタイルと雰囲気…。
そして手前の2羽の水鳥君…その名は確かには知らず。
しかし夫唱婦随のような雰囲気…。
両二組の対(つい)には、とても気持ちが和みます…。
撮影日時 2023/03/05 8:20:04
対岸にたった1羽だけのダイサギ。
何か凛とした北国に生きているとの感じ…。
撮影日時 2023/03/05 8:21:54
雪国独特の冬の風が伝わってきています…。
撮影日時 2023/03/05 8:41:53
これぞ北国の風景…。
撮影日時 2023/03/05 8:50:58
冬の朝のあまり見慣れていない風景…。
長い時間をご覧いただきまして誠にありがとうございました。
これからも時節に応じ、自然の姿などを撮り続けて行きたいと思っております。
皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げております。
令和5年3月 筆 者