前回の撮影の後、いろいろなことがあってブログへの取り組みができず、ようやく8月2日から撮影を再開いたしました。なお、決してコロナではありません…。
今日は8月2日、早い時間からのやや強い雨もAM10:30ころから収まってきましたが、しかし枝を大きく揺らす風は続いています。
その頃、いつもの所に到着しましたら、約30人くらいの幼稚園児さんや引率の方が、結構にぎやかに立ち止まっておられましたので、私の方は登山道をゆっくり頂上に向かいました…。
しかし風は相変わらず…、エゾリスなどが遊ぶ数か所の候補地に姿もなく、そのまま下山していつもの所に戻りました。
カメラを用意し、そこで少しボーっとしていましたところ、一人で静かに撮影していた若い女性の方が、私を見ながら離れた大木の枝を指さしています。なんと彼女はシマリスの存在を教えてくれていたのです。
本当にありがとう…。女性の方に、このように知らせていただいたことは初めてでしたので、感激しつつ早速撮影させていただきました。
撮影日時 2022/08/02 13:02:40
撮影日時 2022/08/02 13:04:48
撮影日時 2022/08/02 13:22:20
少し低い方向に下がって、悠然と構えるシマリスと背景を撮影。この後は動きなく撮影終了。
翌日の8月3日も再訪。あちこちと影を探すも気配なし…。
そのうち、少し奥まった散策路の片隅に置いてあるエサ台を発見。
餌やりをしてはいけないとの風潮を意識しつつ見ておりましたら、一人また一人と集まり合わせて3人となりました。
そこにエゾリス君が出てきて台上のエサをつまみ始めたのです。
撮影日 2022/08/03 8:41:13
撮影日時 2022/08/03 8:41:59
さらに、回りの3人の足元に近寄りエサをいただいては離れるのを、
楽しそうに繰り返し、そして20分ほどでその場を離れ,人たちもま
た去っていきました。少し不思議な気持ちになりました…。
しかし、理屈を抜きにして、公の施設のこのようなところに禁断の餌場があったとしても、「それはここだからOKなのさ…。」と、自然に思うようにいたしましょう…。
そしていつもの古樹のところでは…。
撮影日時 2022/08/03 9:06:56
撮影日時2022/08/03 AM09:08
撮影日時 2022/08/03 9:09:07
よく見ているとシマリスたちは、様々な動きや対応の変化とともに、しっかり生き延びていく知恵と力に溢れているようです。
以上をもちまして、今回のブログは終了させていただきます。
ご覧くださいました皆様に、心から厚く御礼申し上げます。
令和4年8月7日 作 者